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楽譜の読み方・リズム1
リズムは、時間的要素を、どのように刻むのかを、音符のマークにより、表現します。 音程で利用した同じ曲、「鎌倉」の4小節までの楽譜を下に示します。
上の楽譜のマーク は、1小節の中に、4分音符()が、4つありますという意味です。 4分音符とは、だぶん、4拍子の場合、1小節を4つに分けた場合の基準の長さのこと を意味するので、このような名称がついたのではないかと思います。 4分音符は、メトロノームなどの演奏速度を示す基準になる数値、テンポを指定する場合に 用いられます。例えば、テンポ=120という意味は、4分音符ベースの場合、 「1分間に4分音符が120回」鳴ることを意味し、1秒間に換算すると、2回鳴ることになります。 (1分間に60回で時計の秒針の速さ)
今回の「鎌倉」では、4分音符のテンポ指定が、「120」になっていますので、 それに合わせた、メトロノームの音を聞いてみてください。 メトロノームの音を、音符で表すと、下のようになります。
1小節目 | 2小節目 | 3小節目 | 4小節目 |
---|---|---|---|
上の表では、各小節は、等しく、4分音符により、刻まれます。ただ、各小節の頭の音だけが、 強い音(強拍)になります。このメトロノームの時間刻みを、基準にして、音符をどこで鳴らし、 どこで終わらせるのかを決めていきます。しかし、1番短い音は、4分音符ではなく、 8分音符()が使われていますので、分かりやすくする為、8分音符の時間刻みまで、細かく 見てゆくことにします。
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