楽譜とギターフレットの位置関係
楽譜で示される音をギターの音で弾く場合に、ギターのどのフレット位置を押さえるのかを説明します。
楽譜の読み方の詳しい説明は、「楽譜の読み方」ページを参照願います。
ギターのハ長調音階
ギターの音をハ長調で、弾いてみると、下の楽譜のようになります。「ド」から始まって、 高い方の「ソ」の音まで、楽譜で示しています。 楽譜の音を確認する
上の楽譜の音を、ギターのフレットで示すと、下の図のようになります。
ド(低い) | レ | ミ | ファ | ソ | ラ |
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シ | ド | レ | ミ | ファ | ソ(高い) |
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画像は、ギターのフレットを表し、一番下の弦が、低い弦の「ミ(E)」の音です。 ●=弦を押さえて、その弦を鳴らします。○=弦を押さえずに、その弦を鳴らします(開放弦)。
ギターの開放弦
ギターの6本の弦を、いずれのフレット位置も押さえずに、音を出すと、下の楽譜のように表すことができます。 この場合は、ギターの上の太い弦から順番に、下の高い音程の細い弦へと音を鳴らしています。 楽譜の左から順に見てゆくと、一番低い音が第6弦の「ミ」、そして「ラ」、「レ」、「ソ」、「シ」、「ミ」となります。
上の楽譜の音を、ギターのフレットで示すと、下の図のようになります。
ミ(E) | ラ(A) | レ(D) | ソ(G) | シ(B) | ミ(E) |
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画像は、ギターのフレットを表し、一番下の弦が、低い弦の「ミ(E)」の音です。 ○=弦を押さえずに、その弦を鳴らします(開放弦)。
ギターのフレットは、西洋音階の半音ピッチで作られていますので、
・「#」(シャープ)が付いた場合は、その音階より半音上の音として、フレットを1つ上げます。
・「♭」(フラット)がついた場合は、その音階より半音下の音として、フレットを1つ下げます。
又、日本語読みの音階名と英語読みの音階名の関係は、下の表のようになります。ギターでは、 和音としてコードネームを呼ぶ場合に、英語名をしますので、おぼえておいた方がいいかと思います。
日本語 | ド | レ | ミ | ファ | ソ | ラ | シ | ド |
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英語 | C | D | E | F | G | A | B | C |
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